2008年09月22日
 ■  稽古場から 衣裳を着けて通し稽古

昨日、初めて衣裳を着けて、通しました。

【M1】
豊浦の衣裳の中に、天竺の衣裳を着けた金色姫。
ああ、遠い所から姫はやって来たのだなあ・・・・・
あらためて、そう思う。

遠い天竺へ想いを馳せただけで、胸が熱くなる。

― 豊浦の浜の漁師、権太夫が助けた天竺から流れ着いた姫は
程なく亡くなり、蚕になった。―
そう金色姫伝説には書かれている。

豊浦と天竺
日本とインド
この茨城と遥かな地を結ぶ
そんな伝説が茨城にある

あまり知られていない、この伝説に巡り会った不思議
権太夫という漁師に巡り会った不思議
ミュージカルという舞台になる不思議

そんなことを思っているうちに音が広がりM1の歌が始まった。

♪今 語りかけるもの
 時を越え
 遥か昔から 変わらないもの
 それは 愛
 広い 愛

 今 語りかけるもの
 海を越え
 遠くの国でも 変わらないもの
 それは 愛
 深い 愛


【2幕オープニング】
姫が一人
ここは懐かしい天竺
そこには懐かしい人々・・・・・

一人天竺から豊浦へ

優しく温かな新しい家族

村人も交えての豊浦での生活

天竺、豊浦
姫の心の中で、両者が渦巻いて行く・・・・・

衣裳の違いが天竺と豊浦を対象的に描く
ああ、このものがたりは、天竺と豊浦を結ぶ壮大な愛のものがたりなのだ。
さらに、あらためて、そう思う。


衣裳を着けることで、役者たちはより一層役に入っていくことができると共に、
演出家、振付師が描きたいものが、より明確に見えてきた。

一方で、足りなさ、課題も見えた。
これからの稽古で、それをどれだけ埋めていけるか。
「今の出来」に、「一歩先の出来」をイメージしたものを重ね合わせてみる。

本番まで1ヶ月を切った。
いよいよ、詰めの稽古になっていく。



投稿者 上原久栄 : 2008年09月22日 23:05

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