第17回ひたちなか公演 旗揚げ15周年記念公演 「金色姫ものがたり」が終了しました。
沢山の方に支えられ、この公演が成功しましたこと、深く感謝いたします。
何だかとてつもない出来の公演だったように思います。
客演の方々も含め、役者一人一人の思い入れや頑張りもすごかったですし、クリエイティブスタッフのねばり強いといったらよいのでしょうか、作品作りにかけるものもすごかったのです。
そして、美しい照明が、皆さんを舞台というファンタジーの世界に誘ったと思います。
沢山のシーンが皆さんの心に焼き付いているのではないでしょうか。
その中の一つ
金色姫が亡くなって、天に召されるシーン・・・・・・
そう、以前、ブログに
「今回の舞台もシンプルですが、象徴的なものが使われます。それは何か、は、劇場にいらしてくださってのお楽しみです。」
と書きました。
「金色姫ものがたり」は姫が蚕になって絹糸を豊浦の人々にもたらすお話です。
これは照明家の成瀬一裕氏が提案してくれたもの。
具体的には書かけませんが、あまりにも美しくて初めて見た時には息を呑みました。
今回の舞台の感想を書こうと、今、ここに、色々な言葉を並べてみました。
しかし、如何様にしても、稚拙な表現しか出来ません。
やはり、生で舞台を観て頂くことかと、改めて思いました。それ程の舞台でした。
最後のM1が終わり、幕が下りた時、会場で聞く拍手。
今まで聞いたことがない拍手でした。
それは深い感動の拍手であったと思います。
お客様が心の奥深くで本当に感動してくださっている拍手であることが感じ取れる「深い拍手」でした。
沢山のクリエの公演の中でも、この様な拍手を戴いたのは初めてでした。
この公演に関わったすべての皆様、いらしてくださった皆様、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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コメント
上原様、劇団クリエの皆様、15周年記念公演お疲れさまでした。
金色姫の時代設定は今から1000年以上も前ですが、あいも変わらずに人種や宗教が違うというだけでテロや戦争を繰り返している21世紀の世の中を見ていれば変わってないなぁと思います。
また、極端に身近な例で自分を振り返ってみれば、理由は不明だけど馬の合わない人や反りの合わない人はいるのです。小さな誤解の連続でお互いに意思疎通をやめた例とかも。それで日々の楽しさを減じてしまっているならもったいないと分かっていながらも、自分の中に居座っている自尊心の前に何も変える努力をしようとしていない自分がいます。
”他人の気持ちになる”とか”他人と分かり合う勇気”というメッセージは自分の身の回りにも転がっているテーマだな、と劇を見ていて少し心が痛みました。
その他、印象に残ったことを2つほど挙げさせてください。
全体で2時間ぐらいの長い物語でしたけど、テンポが良くて見入ってました。これはミケとネズミ達の元気のよさが劇の勢いに繋がっているからだと思います。なぜならば、ミケがあるときは説明者として、またあるときは道化役として、さらには金色姫を助ける役として色々な面からストーリーの進展に寄与していましたので。
始めから最後までの飛んだり跳ねたりの演技を楽しませていただきました。
もう1つ、いじめ役は、自分が悪いことをしていると思ってしまうほど演じにくいですが、いじめ役が徹底的にいじめないと、クライマックスでの和解に繋がる転換にメリハリがなくなり、ひいては劇の出来が中途半端になるため、役者に高いレベルでの役になりきるという要求が突きつけられる難しい役だと思います。
村人の子供たちが権太夫の子供たちを囲んで囃しているシーンでは、私は本心からガキどもにケリを入れたかったです。
今後のクリエの皆様のご活躍を楽しみにしています。
投稿者 とあるエンジニア : 2008年10月24日 21:25
コメントありがとうございます。
本当に、今も1500年前も変わっていないですよね。
そして、私たち自身、人の非を赦せなかったり、憎んだり・・・・だからこそ権太夫に学びたいと思うのです。そして、少しでも近づく努力をしたいと思うのです。
ネズミ1匹撮れない不器用なミケですが、稽古場ではなかなか個性派揃いのネズミ達をよくまとめてくれていました。
いじめているあの子たち、実は、みんな、とても優しい子たちなんですよ。仰る通り、いじめのシーンにリアリティを持たせるのは、難しかったです。
いじめる立場の子供たちについてもいろいろと話をしました。
悪意がなくても人を傷つけてしまうこともあるということも、子供たちと話をしました。
子供たちはそれぞれ「なぜいじめてしまったのか」を考え、自分の役を作っていきました。
このお芝居での経験が、すてきな大人になっていくことにつながってくれたらいいな、と思っています。
これからも応援してくださいね。
投稿者 上原です。 : 2008年10月25日 02:45
♪こ~げ、こ~げ・・・と最初に口火を切る男の子の母です。
とあるエンジニアさんからのコメントを、息子と一緒に読ませていただきました。息子にとってはどんな誉め言葉よりうれしかったようで、こんなことを言っていました。
「最初は金色姫役の美穂ちゃんに申し訳ない気持ちで一杯だったけど、子供合宿で美穂ちゃんと仲良くなれたから思い切って出来るようになった」と。
改めてコミュニケーションの大切さ、そして美穂ちゃんの優しさはもちろん、みんなのチームワークの良さが舞台全体の輝きに繋がっていたのだと実感しました。
クリエに参加して2年目、いじめる側の役に対して、息子は最初、彼なりの葛藤があったようです。
今回も上原先生から色んなお話をして頂きました。イジメや差別、偏見について、平和や幸せについて・・・そこから多くを考え、その答えから親である私も多くを学んでいます。
たくさんの人に支えられ、たくさんの方に観に来て頂いた事への感謝の気持ちも、親子共に噛み締めた今年の舞台でした。
ありがとうございました!!
投稿者 レツママ : 2008年10月27日 08:51